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髪のメカニズムとメラニン色素〜髪の基礎知識

始まり

 髪がどうやってつくられているか、ご存知ですか?
 頭皮の下にある髪の部分を毛根といい、この毛根のいちばん下にある毛乳頭という部分で髪はつくられます。毛乳頭の周囲にある毛母と呼ばれる細胞群が、周囲の血管から髪の生産に必要なアミノ酸などを吸収し、細胞分裂を繰り返して増殖するのです。できたての細胞は少しずつ頭皮の表面に向かって押し上げられ、髪となって皮膚の表面に達すると1日で約0.3mm、1か月で約8〜10mmの速さで伸び、3〜6年で成長期を終え、抜け落ちていきます。そして約3か月の休止期を過ぎると、毛母細胞群がまた細胞分裂を始め、新しい髪の成長がスタートするのです。このサイクルによって、一日平均50〜70本の毛髪が自然脱毛するといわれています。

毛髪の構造

日本においては

 毛乳頭のまわりにある毛母細胞の間にはメラノサイトという色素形成細胞があり、これが髪の色をつくるメラニン色素を分泌します。このメラニン色素は、髪を形成する毛髄質(メデュラ)、毛皮質(コルテックス)、毛小皮(キューティクル)の3層のうち、髪全体の95%を占める毛皮質(コルテックス)の中に沈着します。髪の色は、このメラニン色素の種類、大きさ、量によって決まるわけです。高齢化によって白髪ができるのは、毛根部分の機能が低下し、メラニン色素がつくられなくなるためと考えられ、この他には遺伝、日常生活のストレス、食べものなどの影響によって白髪ができることもあるようです。
毛幹の構造

 

髪のメカニズムとメラニン色素〜髪の基礎知識

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