自分らしさをめざしてヘアカラーリングの選択

ヘアカラーリングの種類
ヘアカラーリングのタイプ別特徴
永久染毛剤(酸化染毛剤)
永久染毛剤(非酸化染毛剤)
半永久染毛料
一時染毛料
脱色剤・脱染剤

永久染毛剤 酸化染毛剤

現在、世界的にもっとも広く使用されているもので、一旦染まると色持ちが2~3か月と長期的に持続します。染毛力に優れていますが、有効成分の酸化染料が体質や体調によってはかぶれの原因になるため、髪を染める2日前(48時間前)には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。ヘアカラー(酸化染毛剤)でかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。

通称
ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染め、おしゃれ白髪染め、ファッションカラー

製品の形態
クリームタイプ、乳液タイプ、液状タイプ、エアゾールタイプ、泡タイプ、粉末タイプ

特徴
■一回の使用でしっかり染まり、シャンプーしても色落ちしません。
■黒色の髪を明るい色に染毛することもできます。
■色は2~3か月持続します。
■体質や体調によってはかぶれがでることがあります。
■染めた後、髪の手入れが十分でない場合、髪を傷めるおそれがあります。

染毛のメカニズム
有効成分の酸化染料が毛髪中に浸透し、毛髪中で酸化して結びつくことで発色し、色を定着させます。
酸化染毛剤には染色と毛髪の色素であるメラニンを脱色する2つの働きをする作用があり、おしゃれ染めができるのもそのためです。

[かぶれについて]
白髪染め(白髪用ヘアカラー)やおしゃれ染め(黒髪用ヘアカラー)の酸化染毛剤【A -1】は、髪にしっかりと色を定着させ、色持ちはいいのですが、残念なことに、体質や体調によってはかぶれを起こしてしまうことがあります。多くの場合、このかぶれは、有効成分である「酸化染料」に対するアレルギー反応によるものです。これまでに何回も酸化染毛剤を使用してかぶれなかった人でも、ある日突然にかぶれてしまうことがあります。そして、一度かぶれた人は、次に使用した場合、さらにひどいかぶれを起こすことがあり、この体質は一生続くとも言われています。これまではかぶれることなく使えていた製品であっても、髪を染める2 日前(48 時間前)には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。そして、パッチテストで皮膚に異常を感じた方、過去に酸化染毛剤でかぶれたことのある方は、絶対に酸化染毛剤を使用しないでください。また、永久染毛剤であってもオハグロ式とも呼ばれる非酸化染毛剤【A - 2】は「酸化染料」が使われていませんが、まれにかぶれを起こすことがありますので、酸化染毛剤と同様、使用前には毎回必ず手順に従ってパッチテストを行ってください。

[ヘアカラーによるアレルギーのリスクについて]
ヘアカラーによる「かぶれ」は、頭・髪の生え際・顔・首筋などに、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状がでることをいい、かゆみしか感じないこともあります。かぶれと気づかずに、又はかぶれの症状が軽いために使用を繰り返したり、症状が治まった後に再使用したりすると、次第に症状が重くなり、まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんま疹、呼吸困難など)等が突然起こることがあり危険です。このようなかぶれの症状を経験された方は、絶対に使用しないでください。

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